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A:バイトしましょう。

身も蓋もない!と言うなかれ。

僕のように、一念発起して独立はしてみたものの、
勢いはあっても仕事が決まらない、という人は割といます。

つのる焦りと、みるみる減っていく所持金。
でも夢と野望を手に独立した手前、勤めに戻るなんてプライドが許さない。
ましてや、一時しのぎに低賃金のバイトなんて!

そう思うのは当然、だけれども。
起業のためには体の健康と心の余裕が絶対必須です。
特に将来に渡って事業を続けていくためには、
起業から三年程度は高い収益より安くても地道に実績を積んでいく必要があります。
そのためには本業の低収益を補う副業があると安心なのです。
バイトなら、事業を行うためのある程度の自由は確保できます。

いや、でもバイトなんてしたら、
それこそバイトで生活費を稼ぐので精一杯になるのでは?

そんなことはありません。
このブログを見てる、ということは、
あなたはすでに強力な特技をお持ちのはず。

システム開発のバイト、というものもあるのです。
特殊技能ゆえに、時給も普通のバイトより高い。
また、バイトなので、いろいろと融通が利きます。

僕も起業したてで本当にお金が尽きたとき、そのバイトの存在に気づきました。
時給1,500円、時間応相談。
そこで、僕は午前9時からの4時間のみでバイトに入り、
残りの時間で自分の本業を行いました。
月120,000円~の収入が保証された状態となったため、
多少単価が安くとも実績が積める案件を手掛けることができたのです。
(ついでに、独立したてで陥りやすい生活習慣の乱れの改善も!)

最近はSEの需要過多により、バイトでも時給がかなり上がっているようです。

あなたの夢への歩みを止めないためにも、バイト、検討してみては?
まとめ
独立したてで不安定なときには、SEのバイトを検討してみよう。

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キャッチ

起業直後のスタートアップの時期は、とにかくスピードが大事、と言われます。
それは間違いないところ。

ですが、徹夜のような無理は避けてほしい。

20代半ばから以降の年齢なら、
あえて言います、もう若くないんです。

体の成長期を過ぎているなら、
無理して体を壊してしまうと、もう完全には元に戻らず一生引きずると思っておいた方がいい。

起業したての時はテンションも高く、つい無理をしがち。
僕も何度か調子に乗って徹夜してサービス仕上げたりとかしてました。
でも、サラリーマン時は次の日の出勤などの強制力がありましたが、
独立するとそれが無くなり、生活の乱れを引き起こします。
そして、このサイクルを繰り返すことで食事や運動がおろそかになるなど、
体にもダメージを蓄積していく流れができてしまいます。

実際、とあるお客様先で出会った、
少し生意気だけど才気と向上心にあふれた25歳の若者が、
まさにこのデススパイラルにハマって潰れる様を見ました。

僕や仲間の言葉も一笑に付し、
仕事と並行して、
睡眠も食事も削って起業準備を進めていた彼は、いつしか体調を崩しがちに。
休んでも体調が戻らないと愚痴っていたと思ったら、
その後数日のうちに倒れ入院。そのままいなくなりました。
若さと情熱が、体の限界に気付かせない。
でも、限界が超えてしまうと、もう復調もかなわなくなるのです。

起業すると、この社会を生きていく武器はあなた自身、あなたそのもののみ。
無理することは悪手である、と心に刻みましょう。

あのとき、彼には最愛のパートナーもいて、一緒に起業に挑む仲間もいて、
才気と情熱にあふれ、確かに明るい未来が見えていた。
今、彼が健やかに生きれていれば良いのですが。

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もともと、新卒入社した会社でシステムエンジニアとして5年務めてました。
が。

最後の案件が超ブラック。

桁を読み違えた受注金額。
机上の空論を地で行く元請け。
ワーカーホリックと家庭の犠牲を称賛する上司。
月~木は終電 or カプセルホテル、金~日徹夜の勤務体制。

即座に脱出のため転職活動するも間に合わず、
体を壊しかけ、転職が決まらぬまま退職。

結果、一切の準備無しで、とにかくフリーランスのシステムエンジニアとして活動開始。

そんなスタートで、めちゃくちゃ七転八倒しました。
よく、10年生き延びてこれたもんです。

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会社勤めのシステムエンジニアが、何も準備ができていない状態で突然独立をせざるを得ない状況になり、起業して早10年。

七転八倒しながらやってきたヘッポコ起業家人生ゆえの教訓、失敗談、この先などをつづるブログです。